平成28年度 河川愛護絵画コンクール入選作品発表! 河川愛護意識の高揚を図るために、小学校児童を対象とした福岡県河川愛護絵画コンクールが実施されました。 平成28年度は、県内68の小学校から654点の応募がありました。児童が日頃親しんでいる川との関わりや、こうあってほしいなという川への願いをこめた作品が寄せられました。 ここでは、特選3名の作品をはじめ、全入選者の作品を紹介しています。
川の生き物たちと楽しく泳いだり、遊んだりしたことを表したかったという児童の思いが伝わってくる作品です。光を発する蛍も複数描かれており、いつまでもきれいな川であってほしいという思いも絵に込められていそうです。人物と生き物の配置もよく工夫できています。
釣針にかかった魚が水面上に姿を見せたときの、児童の喜び、きれいな川で育った魚の美しさや活きのよ さへの感動が伝わってくる作品です。背景のグラデーションや大胆な構図が効果的です。描画材等の特徴 を生かした表し方も見られ、独自の世界観を醸し出しています。
カヤックに乗る人物が、川の流れを克服しながらうまく進ませようと集中する感じが伝わってきます。表したいことを児童独自の川とのかかわりから発想して完成させた力作です。背景の緑の色味が豊かで、筆のタッチの変化や白色の効果的な活用など工夫が随所に見られます。