川はどこから来てどこへ流れるのでしょう。いつから流れているのでしょう。
私たちの街の川のことを、もっと知りたいと思いませんか。

令和元年度
河川愛護絵画コンクール 入賞作品

 今年度も「河川愛護絵画コンクール」では、県内61校の小学校より817点の応募 があり、その中でも見事、特等に輝いた3名の作品を紹介します。

<特等> 低学年
柳川市立六合小学校 1年
龍井 彪ノ介 さん

 大きな魚から小さな魚まで、川の中にはたくさんの生き物がいたのでしょうね。魚釣りの体験からたくさんのことを発見した様子が伝わってきます。黄色やピンクの優しくあたたかい背景と冷たい青い水のコントラストもきれいに表現されていますね。見る人の心を和ませてくれる作品です。

<特等> 中学年
苅田町立馬場小学校 4年
小池 元気 さん

 見開いた目、食いしばった歯、振り上げたさおの表現。大きな魚と力比べをして、やっと釣り上げた様子が見事に表現されていますね。背景の草むらや小石など細かい部分は一つ一つ丁寧に描けていますね。斜めになった体と曲がりくねった魚の画面への取り入れ方が大胆な画面構成になっていて、力強さを感じる作品になっています。  

<特等> 高学年
みやこ町立豊津小学校 6年
石川 藍夢 さん

 遠くで魚つりをしている人、近くで大きな魚を釣り上げて喜んでいる人の後ろ姿などから遠近感を感じる作品となっていますね。岩に生えた苔は、ぼかしを使ってしっとりと表現され、全体に涼しげな雰囲気を与えています。澄んだ川で遊んだことは、夏の日の大切な思い出となっていつまでも心に残るでしょうね。

講評:福岡県教育庁義務教育課
指導主事 笹渕 恵 氏