令和5年度 河川愛護絵画コンクール 入賞作品 令和5年度の「河川愛護絵画コンクール」では、県内の小学校より多数の応募がありました。 特等に輝いた3名の作品をはじめ、佳作までの作品を紹介します。
たくさんの色を使って、丁寧に彩色されています。魚のヒレやカニのはさみの様子もしっかりと観察して描かれていて、今にも動き出しそうですね。人物の表情や動きの違いも描き分けられていて、それぞれの気持ちがうかがえる楽しい作品です。
優雅に泳ぐカエルとそれを見つめる人物の表情の対比によって、ワクワクした一場面が見事に表現された作品です。水底に映るカエルの影や画面の外に広がる水面の表現も効果的です。どちらもカエル泳ぎ(平泳ぎ)というところも面白いですね。
淡い色調でありながら陰影を的確にとらえて彩色することで、人物や生き物、石などの立体感が見事に表現されています。特に、正面から描いた人物に見られる奥行きの表現やザリガニなどに見られる「にじみ」を活かした質感の表現は、参考にしたいですね。