令和6年度 河川愛護絵画コンクール 入賞作品 令和6年度の「河川愛護絵画コンクール」では、県内の小学校より多数の応募がありました。 特等に輝いた3名の作品をはじめみなさんの作品を紹介しています。
いろいろな形や大きさの石、揺れる水草、そして水中を気もちよさそうに泳ぐ虫や魚たちが細やかな筆使いで描かれています。よく見ると石の隙間に小さな魚やカニもいます。じっくり見れば見るほど新たな発見があり、川遊び体験をそのまま味わえる楽しい作品です。
木々の緑と澄んだ空の青、涼しげな水の色合いが鮮やかです。カニのゴツゴツした体と今にも動き出しそうなハサミや足がよく表れています。手のひらに感じるカニの質感、水の冷たさ、夏の香りなど、全身で自然を楽しんだ思い出が伝わってきます。
川底からのアングルとダイナミックな構図で、遠近感が強調され、迫力のある画面になっています。また、手を水中に入れた瞬間の水の揺らぎが型押しの技法で見事に表現され、それにより水の透明感が演出されています。陽の光や水泡など、大胆な構図の中に光る繊細な表現にも注目です。